PBの思い出・ポートサイド(エジプト)編

船はエジプトの

ポートサイドという港町に到着。

 

エジプトと言えばピラミッド!

ということで目的地は

ギザのピラミッドだったが、

 

ポートサイドからは

200キロ以上も離れており、

さらに治安が良くない時期だったので

個人で行くのは断念。

 

船のオプショナルツアー

(これが結構高い!)に申し込み、

この船旅・初の団体行動!

 

早朝に港からツアーバスに乗り、

ポートサイドを出発。

 

乗客のほとんどの人が

ツアーに申し込んでいたようで

6台くらい?の大型バスが

かたまって道路を走るのだが、

 

治安が悪い時だったので

現地の警察がバスの前と後ろに付き

警備されながらの移動!

(高かったけどツアーで正解!)

 

ピラミッドまでは本当に長い道のりで、

片道3時間位は

かかったのではないだろうか。

 

もうそろそろピラミッド!という所で、

バスに乗っている

日本語堪能な現地のガイドさんが

ピラミッドで注意すべきことを

わかりやすく説明してくれた。

 

例えば

ピラミッド周辺のラクダ乗りは

100%ぼったくりだから乗ってはダメ、

 

物売りが商品投げてくるが

キャッチしたら買うことになるから

絶対キャッチしない、など。

 

まるでスリランカの詐欺師たち並み、

もしくはそれ以上か?!と心構えをし

バスはピラミッドの駐車場に到着!

(きちんと駐車場があり少しビックリ)

 

バスが駐車場に止まると、

乗り降りのドアが開く前にも関わらず

どこからともなく物売り達が

バスのドア前に集結!

(どこかで見たことがあるような光景)

 

ドアが開く直前にガイドさんが

最後に再び忠告。

「皆さん、くれぐれも、

気をつけてくださいよ〜!」

 

その言葉をしっかり頭に焼きつけ、

いざ、ピラミッドへ!

 

バスから降りるとまずは

ボールペン売りが

「ワンダラー!ワンダラー!」

 

下手に無視したりすると

ずっと付いてくるので

ここは大声で「ノー!」と言って

やり過ごす。

 

お次はTシャツ売りの攻撃。

袋に入ったTシャツを投げてくるが

身体に当たっても

気にせず前に前進するのみ!

 

そして最後の難関、ラクダ乗り。

行く手を阻むようにラクダ乗りが

いるので避けて歩く。

 

ラクダ乗りも

「ワンダラー!ワンダラー!」と

言ってくるが、

乗るのはワンダラーでも

降りるのが40ドルとからしい。

(スリランカ並みの詐欺集団!)

 

詐欺に加え、かなりしつこいので

はっきり「ノー!」と言わないと

最終的には無理矢理担がれて

ラクダに乗せられるようだ。

(私の真横で、同じ船に乗っていた

体格の良い男の子がお神輿状態で

ラクダに乗せられていた)

 

なんとかラクダ乗りもかわし、

ピラミッドに到着!

 

下の方の石段は数段は登ることが

できるので登ってみたり、

記念写真を撮ったりして楽しんだ。

(写真は旅の終盤で

消えてしまうのですが...また書きます)

 

時間がきたので、

再びラクダや物売りをやり過ごして

バスへ。

 

その後は正規価格(確か10ドル位?)の

ラクダ乗りスポットに行ったり

(動物触れないので見るだけ)、

スフィンクスを見に行ったりした。

 

スフィンクスには

現地の子どもがたくさんいて、

物は売ってこない代わりに

「写真撮ってあげる(恐らく有料)」と

声をかけてくるので断った。

 

みんな10歳に満たない

小さな子どもだったが

英語が堪能で、たくましい。

 

あとは博物館に行って

本物のミイラやツタンカーメン

見たり、

レストランで食事をしたりした。

 

エジプト観光を満喫し、

再び長い道のりをバスで戻る。

 

港に戻ってくると辺り一面に

物産コーナー的なものができていた。

 

アラジンに出てくるようなランプや

その他お土産グッズが沢山並べられ、

ちょっといいなと思う

ツタンカーメンの栓抜きを発見!

 

値段を聞いたら26ドルだと言うので

それは無いなと思い、

こちらが3ドル!と言うと

譲らないおじさん。

 

私も26ドルも払うのは絶対に嫌なので

「3ドル!3ドル!」と言い続けると、

それまで英語しか話さなかった

おじさんがいきなり日本語で

「ヤバンジン、サイナラ。」と

言ってきた!

 

そんな日本語どこで覚えたんだろう?

しかも、

完璧なイントネーションの関西弁で。

 

最後はなんだか

謎が残ったエジプト旅だった。

 

 

ポートサイド(エジプト)編・完